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MICINとBuzzreach、DCT/分散型臨床試験(治験)分野での協業を開始 eConsentやサテライト施設を活用した治験の患者リクルート促進で連携
2022.10 / その他
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【10/10開催】第19回DIA日本年会2022に登壇します
2022.09 / セミナー
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MICINとリニカル、DCT推進と患者中心の臨床試験実現に向けた協業を開始
2022.09 / その他
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【9/18開催】第22回CRCと臨床試験のあり方を考える会議に登壇します
2022.08 / セミナー
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【セミナーレポート】なぜ今、リモートeConsentなのか?~EPS×MICIN共催Webセミナー~
2022.06 / セミナー
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治験における「eConsent」の支援ツール公開のお知らせ【DCT産学連携勉強会】
2022.06 / その他
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【ASCII】DCT産学連携活動 記事掲載のお知らせ
2022.06 / その他
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【7/28開催】第10回DIA COMワークショップに登壇します
2022.05 / セミナー
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【DCT産学連携活動】メディア向け勉強会を開催しました
2022.05 / その他
MICINとBuzzreach、DCT/分散型臨床試験(治験)分野での協業を開始 eConsentやサテライト施設を活用した治験の患者リクルート促進で連携
株式会社MICIN(本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾、以下、MICIN)と株式会社Buzzreach(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:猪川 崇輝、以下、Buzzreach)は、国内の分散型臨床試験(De-centralized Clinical Trial: DCT)における、治験の患者リクルート促進(eRecruitment)や電子同意(eConsent)の普及を目的とし、協業を開始しました。
また、Buzzreachの開発する臨床試験実施施設向け業務管理システム「Study Works」との連携など、今後両社で、顧客対応やシステム開発等を推進して参ります。
治験を開始する際の患者リクルートにかかる期間が短くなれば、治験期間自体も短縮することができ、治験コストの削減にもつながります。海外ではデジタルをベースにした患者リクルートプロセスを構築することで、患者リクルートにかかる期間が半減した事例も報告され始めています。
治験を実施する施設とサテライト施設とを繋げた治験ネットワークを構築し、治験に入れる可能性のある患者への治験紹介から、電子的な同意取得ツール(eConsent)を用いた遠隔での患者の治験への組入までをシームレスに実現するeRecruitmentという概念が、海外で着目され始めています。DCTを実現する上で、eRecruitmentは欠かせないピースとなっています。
eRecruitmentを実現するためには、GCP等の規制や、日本独特の医療機関のオペレーションの深い理解に基づき、治験実施施設とサテライト施設の双方の負担にならない仕組みを構築することが必要です。UX(User Experience)に優れたシステムを用いることで、医療機関のシステム導入負担を小さくしていくことも重要になります。
国内300以上の医療機関と連携し、2000例以上の試験において患者リクルートの支援を行った経験のあるBuzzreach社のノウハウと、国内100以上の医療機関で1000症例を越える患者に利用された実績のあるMiROHAシステムとを組み合わせ、様々な医療機関と協力関係を築いていくことで、サテライト施設を活用した患者リクルート促進を目的とした協業を開始します。
■BuzzreachのeRecruitmentと施設向け治験業務管理システム「Study Works」の取り組み
Buzzreachが提供するeRecruitmentでは、これまで、治験実施施設の関連病院や周辺医療機関を繋ぐサテライト施設などを活用し、2000例以上の被験者募集促進及び集積の支援を行ってきました。
また、施設向け治験業務管理システム「Study Works」ではCRC を中心とした院内の治験業務管理の効率化とともに、eRecruitmentとの機能連携を行うことで、CRCの業務プロセスに沿った紹介プロセスの確認から候補者管理、サテライト施設の恒常的運用管理が可能になります。今後、「Study Works」は様々なDCT環境との機能連携も視野に入れており、DCTによって新たに発生する管理業務も一元的に実施施設で管理ができるようになります。
■MICINのDCTプラットフォーム「MiROHA(ミロハ)」
MICINが提供するMiROHAは、オンライン診療機能とeConsent、eSource(Electronic Source Data:臨床試験の原資料となり得る電子原データ)機能を搭載したDCT支援システムとして2020年4月より提供を開始しています。
これまで、多くの製薬企業様に採用いただいた実績とノウハウをもとに、国内DCTリーディングカンパニーとして、DCT支援システムの提供だけでなく、新しくDCTに取り組まれる企業への導入支援も積極的に行っています。
■両社の協業の狙い
MICINとBuzzreachは両社間の協業のもと、日本におけるサテライト施設を活用したeRecruitmentの共同提案、共同支援を行ってまいります。国内DCTリーディングカンパニーであるMICINと、eRecruitmentの先駆者であるBuzzreachの協業により、eRecruitmentのあるべき姿を実現し、患者側・医療機関側・製薬企業側の全てに利点をもたらし、患者中心の臨床試験の実現を目指します。
【MICINについて】
会社名:株式会社 MICIN
所在地:東京都千代田区大手町2-7-1 TOKIWAブリッジ12階
設立:2015 年 11 月 26 日
代表者:代表取締役 原 聖吾
事業内容:オンライン医療事業、臨床開発デジタルソリューション事業、デジタルセラピューティクス事業、保険事業 等
会社URL:https://micin.jp/
サービスURL:https://www.miroha.co/
【Buzzreachについて】
会社名:株式会社Buzzreach
所在地:東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前
設立:2017年6月23日
代表者:代表取締役CEO 猪川 崇輝
事業内容:製薬企業向け治験業務管理システム開発 / 提供 / SaaS開発、医療機関向け治験業務管理システム開発 / 提供 / SaaS開発、臨床試験被験者募集に関する支援業務、患者向け医療情報マッチングサービス、患者向けSNSアプリサービスの開発/運用、患者主観情報(ePRO)サービスの開発/運用、スマートフォンおよびパーソナルコンピューター向けアプリケーションソフトウェアの開発及び販売 等
会社URL:https://www.buzzreach.co.jp/
【メディアの方の本件に関するお問い合わせ】
株式会社MICIN 広報担当:篠原
Email:pr@micin.jp
プレスリリースPDFはこちら
【10/10開催】第19回DIA日本年会2022に登壇します
2022年10月9日~11日に開催される一般社団法人ディー・アイ・エー・ジャパン主催『第19回DIA日本年会2022』に、当社オンライン医療事業部 DCTユニットの草間亮一と松永拓真が登壇いたします。
<登壇概要>
■ LS33 Usefulness and Challenges of Telemedicine in Clinical Practice and Trials
日時:10/10(月) 4:30 - 5:45 PM
治験でのオンライン診療の普及に向けて ~実臨床と治験向けサービスを提供する立場からの考察~
株式会社MICIN 草間 亮一
詳細:https://diajam2022.ap1.pathable.com/meetings/virtual/3Yt8rM88uAhCTofwb
■ LS15 What is So Curious about eConsent? Deep Dive into Fundamental Values!
日時:10/10(月) 9:00 - 10:15 AM
臨床試験におけるeConsentの「今」と業界動向
株式会社MICIN 松永 拓真
詳細:https://diajam2022.ap1.pathable.com/meetings/virtual/ckFLnkwCcPHYycMwt
イベント詳細、参加お申し込みにつきましては、ディー・アイ・エー ジャパンの公式サイトよりご確認ください。
https://diajam2022.ap1.pathable.com/
【お問い合わせ先】
株式会社MICIN(マイシン)
E-mail: contact@info.miroha.co
MICINとリニカル、DCT推進と患者中心の臨床試験実現に向けた協業を開始
株式会社MICIN(本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾、以下、MICIN)と株式会社リニカル(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:秦野和浩、以下、リニカル)は、国内における分散型臨床試験(De-centralized Clinical Trial: DCT)の推進を目的とし、協業を開始しました。国内DCTリーディングカンパニーであるMICINと、日本発のグローバルCROであるリニカルが協業することにより、顧客対応やシステム開発等を協同で推進し、日本におけるDCT普及のための課題解決に取り組んで参ります。
欧米では実績が増えてきているDCTですが、日本においては、DCTの効果や導入方法に対する検討が始まった段階です。MICINが2022年6月に製薬企業向けに実施したDCTの検討状況に関する調査(n=100)では、全体の33%がDCT検討のタスクフォースチームを立ち上げた、という回答が得られています。
DCTに期待される効果として、被験者の治験参加や通院の負担を減らしたり、治験にかかるコストそのものを低減させたりすることが期待されています。一方で、DCT導入には様々なシステムの導入運用が必要となるなど、従来とは大きくプロセスが異なることから、日本ならではの医療機関のオペレーションを考慮した設計や導入支援、DCTに即したモニタリングの実施など、様々な課題の解決が求められます。
■リニカルのDCTへの取り組み
リニカルは、2011年に日本で、被験者情報を電子的に収集するePROを導入して以来、DCTの受託実績を重ねています。また、リニカルの海外子会社は、Webによる被験者募集やデジタルデータを活用した新しい安全性のモニタリングの活用などの先進的な取り組みの活用について検討を開始しています。今後日本でのDCTの進捗に合わせて、欧米で活用されている最先端の技術をリニカルの強みであるコミュニケーション力と組み合わせ、様々なベンダーと協力しながら日本の開発環境に合致したサービスを提供していきます。
■MICINのDCTプラットフォーム「MiROHA(ミロハ)」
MICINが提供するMiROHAは、オンライン診療機能とeConsent、eSource(Electronic Source Data:臨床試験の原資料となり得る電子原データ)機能を搭載したDCT支援システムとして2020年4月より提供を開始しています。
これまで、20以上の連携企業・アカデミアとの取り組みにおいて、100施設以上の医療機関および500名以上の被験者にMiROHAを使用いただき、多くのDCTの実績を重ねております。
また、国内DCTリーディングカンパニーとして、DCT支援システムの提供だけでなく、新しくDCTに取り組まれる企業や医療機関への導入支援コンサルテーションも、自社単独で、或いは様々なCRO/SMOとの協業のもと、積極的に行っています。
■両社の協業の狙い
MICINとリニカルは両社間の協業のもと、臨床試験や臨床研究に対するDCT導入の共同提案、共同支援を行ってまいります。国内DCTリーディングカンパニーであるMICINと、日本発のグローバルCROであるリニカルが協業することによって、日本におけるDCTのあるべき姿の実現に向け、患者側・製薬企業側の双方に利点をもたらす提案が可能です。さらに、DCTの最新情報や課題発掘・解決策の提示を目的とした共催セミナーを行うことにより、日本におけるDCTの促進と、究極的には患者中心の臨床試験の実現に取り組みます。
【MICINについて】
株式会社MICIN(マイシン)は「すべての人が、納得して生きて、最後を迎えられる世界を。」をビジョンに掲げ2015年に創業した企業です。医療機関や薬局向けにオンライン医療サービスの提供、デジタルセラピューティクスの開発、臨床開発向けのソリューション提供といった医療事業と、2021年に少額短期保険会社を設立し、新しい保険サービスの開発、提供等を行っています。
会社URL:https://micin.jp/
サービスURL:https://www.miroha.co/
【リニカルについて】
株式会社リニカルは、日本発のグローバルCRO(医薬品開発業務受託機関)として、現在、18の国と地域に事業を展開し、医薬品開発を支援しています。治験にかかる多岐にわたる業務を代行するCRO事業を中心に、製造販売後の医薬品の臨床研究・調査を請け負う育薬事業、開発初期における戦略策定や薬事対応などのコンサルティングを行う創薬支援事業の3つの事業を行っています。医薬品開発のプロフェッショナルとして、創薬段階から臨床開発、製造販売後の育薬まで一気通貫でサポートしています。
URL:https://www.linical.co.jp/
【9/18開催】第22回CRCと臨床試験のあり方を考える会議に登壇します
一般財団法人 臨床試験支援財団が主催する「第22回 CRCと臨床試験のあり方を考える会議」に、当社オンライン医療事業部 DCTユニットの松永が登壇いたします。
今回の共催セミナーでは、聖マリアンナ医科大学病院で行われた、オンライン診療を用いた遠隔での治験プレスクリーニングを通して、治験責任医師とCRCが経験した、実施体制整備、実施プロセスの構築などについてご紹介予定です。ご関心のある企業様のご参加をお待ちしております。
<登壇概要>
共催セミナーSS11:臨床試験における遠隔同意について考える~医療機関の導入・実施経験から~(現地+WEB)
日時:9/18(日) 11:50-12:50
会場:第6会場(朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター 3F 中会議室302)
座長:松永 拓真(株式会社MICIN オンライン医療事業部 DCTユニット Business Producer)
演者1:砂川 優(聖マリアンナ医科大学 臨床腫瘍学講座 主任教授)
演者2:岩見 さゆり(シミックヘルスケア・インスティテュート株式会社 SSIカンパニー関東エリア西関東オフィス CRC)
共催:株式会社MICIN
イベント詳細、参加お申し込みにつきましては、「第22回CRCと臨床試験のあり方を考える会議」の公式サイトよりご確認ください。
https://ctpf.or.jp/crc2022/
【お問い合わせ先】
株式会社MICIN(マイシン)
E-mail: contact@info.miroha.co
【セミナーレポート】なぜ今、リモートeConsentなのか?~EPS×MICIN共催Webセミナー~
2022年5月31日、株式会社MICIN(本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾、以下、MICIN)とイーピーエス株式会社(本社 東京都新宿区、代表取締役 佐々 明、以下、EPS)は、「EPS×MICIN共催Webセミナーシリーズ」の第2弾として、DCT推進のためのeConsentの導入について、MICINが提供する「MiROHA」の新機能である「eConsent」とEPSが提供する新たなサービスである「My治験」をテーマにWebセミナーを開催いたしました。
今回のWebセミナーでは被験者が施設に来院しなくてもよいDCTを実現するため、MICINが提供する「MiROHA」の新機能である「eConsent」を用い、遠隔で治験説明・同意取得することの価値をご紹介しました。また、治験に参加する患者の本人確認の課題解決と患者の利便性の向上、および患者の声を生かした治験の実現のためにEPSが新たに開始した「My治験」の概要と、メインとなる3つのサービスのうちの2つである「患者ツールを1台のデバイスに集約」、「患者へのアンケート」についてMiROHAと組み合わせての使用イメージとともにご紹介しました。
その結果、Webセミナー視聴者による満足度調査では、「満足」と「やや満足」の合計が76.4%となる評価をいただきました。
本セミナーの視聴者の方々から多くの質問事項が寄せられましたので、視聴登録した参加者を対象としたQ&Aに関するフォローアップセミナーを2022年8月3日に開催いたします。
フォローアップセミナーでは、「リモートeConsent」及びEPSの新たなソリューションである「My治験」の具体的な活用方法について、より深く、新たな視点を紹介する予定です。
MICINは、国内初のDCT支援システムであるMiROHA(ミロハ)を開発し、各治験への提供と積極的なDCT導入支援を進めてまいりました。今後もDCT推進活動の一つとして、EPSとともに「EPS×MICIN共催Webセミナーシリーズ」を定期的に開催していきます。
■MICINのDCT支援システム「MiROHA(ミロハ)」
MICINが開発・運営するDCT支援システム「MiROHA」は、オンライン診療を実現するビデオ通話機能に加えて、電子同意取得を得るeConsent機能、臨床試験での特殊なデータ収集要件を満たすためのeSource*3機能を搭載したDCT支援システムです。
2022年4月にローンチしたMiROHA eConsentは、これまでのDCTの実績から得られたノウハウを活かして開発されているシステムであり、医療情報や個人情報を取り扱うためのセキュリティー担保はもちろんのこと、適切な本人性確認を前提としたシステムです。加えて、「対面」「遠隔」のどちらの同意への活用も含めた多種多様な現場の同意プロセスや文書管理への柔軟な対応を可能とする機能を有します。
■My治験
「My治験」は、EPSが提供するこれまでになかった新しい仕組みです。「My治験」は、主に3つのサービスを提供します。
1. 生体認証による新しい本人確認
2. 患者ツールを1台のデバイスに集約することによる患者の利便性の向上
3. 患者へのアンケートによる患者中心の治験の実現
これらのサービスを通じて「My治験」は、 治験に参加する患者の本人確認の課題解決と患者の利便性の向上、および患者の声を生かした治験を実現いたします。
【お問い合わせ先】
株式会社MICIN(マイシン)
E-mail: contact@info.miroha.co
治験における「eConsent」の支援ツール公開のお知らせ【DCT産学連携勉強会】
MICINは、Decentralized Clinical Trials(以下、DCT)の適切な国内普及のための医療機関導入支援を目指し、2021年より治験実施医療機関及び製薬企業のメンバーと共に「産学連携のDCT勉強会」の活動を行っています。
既に公開済みの「医療機関のための治験向けオンライン診療導入支援ツール」に続き、ツールの第二弾として「医療機関のための治験向けeConsent導入支援ツール」を作成し、公開を開始することをお知らせします。
【医療機関のための治験向けeConsent導入支援ツールについて】
DCT導入における医療機関の負担軽減と制度の課題解決を主な目的とした産学連携勉強会の活動の中で、MICINと治験実施医療機関および製薬企業のメンバーにより、医療機関におけるDCT導入時の課題の整理をしてきました。
その中でニーズが高いと予測される課題と解決策を整理し、それらの情報を踏まえたDCT導入支援ツールを作成することにいたしました。
eConsentを治験で導入する際の課題のうち、解決の優先度が高いものの一例として、導入の価値に対する医療機関の認知が十分に進められていないこと、システム導入に必要なプロセスとタスクが整理されていないこと(規制の未整備や導入事例の少なさ、医療機関・被験者のITリテラシーのばらつき等による)などがあげられました。
これらの課題を解決していくのは医療機関だけの責務ではありません。当勉強会では、医療機関・製薬企業・システムプロバイダーの知見を集結させることが、導入・実施のベストプラクティスにつながると考えました。
以上の背景から、導入支援のために以下3つの支援ツールを作成し、皆様へ提供します。
●【治験用】治験における説明同意プロセスの遠隔化/デジタル化に関する手順書
●【治験用】説明同意への遠隔/デジタルプロセス導入時の医療機関用タスクリスト
●治験でのeConsentの有効活用に向けての説明媒体
※オンライン診療と共通のプロセスマップあり
各種ツールに関するお問い合わせ・ツールの入手はこちらからお問い合わせください。
▶各種ツールの概要は以下の通りです。
●治験における説明同意プロセスの遠隔化/デジタル化に関する標準業務手順書
(概要)
治験における同意取得に関し、医療機関標準業務手順書(SOP)の参考雛形
(使用方法の例)
標準業務手順書の参考雛形として、個別にカスタマイズして使用する。
●説明同意への遠隔/デジタルプロセス導入時の医療機関用タスクリスト
(概要)
個々のタスクをブレイクダウンし、実際に行うべき事柄及び時期を可視化したリスト
(使用方法の例)
具体的なタスクと実施時期を俯瞰し、必要タスクの洗い出し、役割分担、進捗管理等、実務で使用する。製薬会社とのタスク・進捗のすり合わせにも使用する想定。
●治験での説明同意プロセスの遠隔化/デジタル化の有効活用に向けての説明媒体
(概要)
治験におけるeConsentの認知度向上のための医療機関への説明用媒体
(使用方法の例)
ポスターとして掲示や院内勉強会での使用、製薬会社から医療機関への説明等に用い、啓発を推進する媒体として使用する
今回、DCT産学勉強会メンバーで作成した導入支援ツールは、治験実施医療機関、製薬企業及びシステムプロバイダーという異なるステークホルダーが各立場からの視点を惜しみなく共有し、それらを盛り込んで作成されたことが特徴です。
これら導入支援ツールが積極的に使用され、国内におけるDCT導入が推進されることを強く期待するとともに、より価値ある支援ツールへの成長のために、ご使用いただいた皆様からのフィードバック等のお声もお待ちしております。
▶ツールの作成に関わったDCT産学勉強会のメンバーは以下の通りです。
医療機関(五十音順)
・京都大学大学院医学研究科 早期医療開発学 教授
・京都大学医学部附属病院 次世代医療・iPS細胞治療研究センター (Ki-CONNECT) 教授 中島 貴子先生
・国立がん研究センター 先端医療開発センター センター長 / 東病院 先端医療科 科長 土井 俊彦先生
・国立がん研究センター東病院 臨床研究支援部門 研究実施管理部長/先端医療科 医長 久保木 恭利先生
・国立がん研究センター東病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 システム管理室長/医療情報部 医療情報システム運用管理室長 青柳 吉博先生
・聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学講座 教授 砂川 優 先生
・国立大学法人 千葉大学医学部附属病院 臨床試験部 助教 黒川 友哉先生
・国立大学法人 千葉大学医学部附属病院 臨床試験部 試験管理室 伊藤 明人様
製薬企業(五十音順)
・塩野義製薬株式会社 医薬開発本部 解析センター 臨床データ品質管理グループ 大平 裕子様
・塩野義製薬株式会社 医薬開発本部 臨床開発部 北本 啓様
・炭谷 徳人様
・ノバルティスファーマ株式会社 山田 博之様
・西尾 省吾様
・日本イーライリリー株式会社 藤原 由貴様
・エム・シー・ヘルスケア株式会社
・株式会社MICIN
【今後の活動】
2021年2月より、参画する治験実施医療機関、製薬企業各社のメンバーが、双方の立場からDCT導入に向けての理解を深め、適切かつ効率的なDCT導入による被験者中心の試験実現を目指すために活動を進めてきました。
本年は、公開した支援ツールの普及活動を行いながら、最新の状況を踏まえた議論を継続し、各ツールの更なるブラッシュアップを進める予定です。
これまでの活動内容については以下の資料をご覧ください。
「【DCT産学連携活動紹介】活動概要と成果物について」
【DCT産学連携勉強会に関する過去のTOPIC】
治験実施医療機関、製薬企業とMICINが、DCTの適切かつ効率的な導入による被験者中心の試験実現を目指し、産学連携を開始
【DCT産学連携活動】メディア向け勉強会を開催
【おわりに】
MICINは、国内初のDCT支援システムであるMiROHA(ミロハ)を開発し、各治験への提供と積極的なDCT導入支援を進めてまいりました。業界を牽引する立場として、今後も国内の適切なDCT推進に取り組み、様々な関係者の皆様と連携しながら「すべての人が納得して生きて、最期を迎えられる世界を」というビジョンの実現に邁進してまいります。
【お問い合わせ先】
株式会社MICIN(マイシン)
E-mail: contact@info.miroha.co
【ASCII】DCT産学連携活動 記事掲載のお知らせ
6月3日のASCII Health Techに、当社のDCT産学連携活動についての記事が掲載されました。
詳細はこちらをご覧ください。
◆【ASCII Health Tech】治験にもDX。遠隔化とデジタル化導入を支援するスターターキットを産学連携で作成
https://ascii.jp/elem/000/004/091/4091016/
【7/28開催】第10回DIA COMワークショップに登壇します
一般社団法人ディー・アイ・エー・ジャパンが主催する「第10回DIAクリニカルオペレーション・ モニタリング ワークショップ」に、当社オンライン医療事業部 DCTユニットの松永が登壇いたします。
今回のセッション登壇では、de-centralized clinical trials(DCT)推進に向けてDCT国内現況等を紹介予定です。
またランチョンセミナーではDCT支援システムMiROHAについて紹介予定ですので、ご関心のある企業様の参加をお待ちしております。
<登壇概要>
■ ランチョンセミナー
日時:7/28(木) 11:30-13:00 (MICIN:12:35-12:55)
■ セッション4
DE-CENTRALIZED CLINICAL TRIALの実装~CLINICAL OPERATIONとしての経験~
日時:7/28(木) 16:45-18:15
テーマ:DCTの国内現況に関して(仮)
イベント詳細、参加お申し込みにつきましては、「ディー・アイ・エー ジャパン」の公式サイト及び以下PDFよりご確認ください。
https://www.diaglobal.org/Tools/Content.aspx?type=eopdf&file=%2fproductfiles%2f10054659%2f22307%2Epdf
【お問い合わせ先】
株式会社MICIN(マイシン)
E-mail: contact@info.miroha.co
【DCT産学連携活動】メディア向け勉強会を開催しました
株式会社MICINが、治験実施医療機関4施設、および製薬企業5社と行っている「DCT産学連携勉強会」について、メディア向けに勉強会を開催しました。
「DCT産学連携勉強会」は、臨床試験へのデジタルツール等を活用した新たな治験手法であるDecentralized Clinical Trials(以下、DCT)の日本における導入推進に向け、2021年初期より開始しています。
メディア向け勉強会には、16名の記者様のご参加のもと、DCT導入の現状、産学連携活動の経緯、医療機関向けDCTスターターキットの紹介を実施しました。さらに、医療機関側監修者として、国立がん研究センター 先端医療開発センター センター長 / 東病院 先端医療科 科長 土井俊彦先生及び、製薬企業側監修者として、ノバルティス ファーマ株式会社 山田博之氏にも登壇いただき、現在の課題と、DCTを導入することで期待される効果、スターターキットの導入で期待される効果について解説頂きました。
勉強会後の質疑応答では、DCTを実施した場合の被験者の具体的なメリット、製薬会社がDCTを実現した場合の国際共同治験へのインパクト、産学連携で作成した医療機関支援ツールの具体的な活用とその効果についてご質問をいただきました。それぞれ登壇者のお立場からのご意見を伺い、積極的なディスカッションが行われ、DCTの導入推進に対する期待の高まりを感じられる会となりました。
今後も、DCTの普及に貢献できるよう、産学連携にて様々な取り組みを行ってまいりますので、当該活動にご注目ください。
【DCT産学連携勉強会に関する過去のTOPIC】
➢治験実施医療機関、製薬企業とMICINが、DCTの適切かつ効率的な導入による被験者中心の試験実現を目指し、産学連携を開始
➢治験における「オンライン診療導入」の支援ツール公開のお知らせ【DCT産学連携勉強会】治験における「オンライン診療導入」の支援ツール公開のお知らせ【DCT産学連携勉強会】
支援ツールの概要はこちらの資料をご覧ください。
活動内容や、医療機関向けツールに関するお問い合わせ・ツールの入手はこちらからお問い合わせください。
【おわりに】
MICINは、国内初のDCT支援システムであるMiROHA(ミロハ)を開発し、各治験への提供と積極的なDCT導入支援を進めてまいりました。業界を牽引する立場として、今後も国内の適切なDCT推進に取り組み、様々な関係者の皆様と連携しながら「すべての人が納得して生きて、最期を迎えられる世界を」というビジョンの実現に邁進してまいります。
【お問い合わせ先】
株式会社MICIN(マイシン)
E-mail:contact@info.miroha.co